丹後半島に恒例の小旅行。

いつもはキャンプなのだが最近メンバーの高齢化とともに体力・気力・精力低下が激しく今回は日帰り。
朝から泳ぎたいので前の夜遅くに出発することにした。
今回初参加のモアイ(某有名コーヒー会社営業マン)とサンリ(海外勤務帰りのニート<本人はあくまで否定>)を含め合計5人の大きな男達が車1台だけでいくので後部座席はぎゅうぎゅうでムサイ。けどなぜか楽しい。
ワタクシは免許すらもってないのでひたすら気楽にただしゃべるだけ。楽なもんです。
ひとしきり話した後は知らぬ間に夢の世界へ。
気がついたらすでに丹後半島にはいっておりました。まずは朝もやのなか伊根の舟屋見学。
好奇心旺盛な大仏君が漁師達に話し掛けにいくのをジュンパンといっしょに「よーやるわぃ」と感心する。この先の道が聞けて喜ぶ大仏君の運転で浦島神社の方へ移動。そこからは若狭湾に浮かぶ星のような漁船がたくさん見えた。
その神社はその名のとおり浦島さんが遠く遠くの和歌山(たぶん)から流れ着いたという伝説の場所でありました。どうやって?!と、ふと浮かんだが眠いのであまり考えないようにした。
そこで立ちションした後、車はドンドコ経ヶ岬に向かう。その岬までの風景はどこか荒々しく美しい。3年ぶりの景色は何一つ変わってないように思えた。
しばらくして到着。ここからは歩いて岬の先にある灯台まで歩くのである。距離400Mとあるがこれは全くのウソであり実際は1キロMはあると思われる遠く険しい道のりを社会につかれたオッサン達が(まだ20代だが)ゼェゼェいいながら歩く。まあ本当に腹が出てるのはジュンパンだけですが。。しかしその先にある風景はとんでもなくキレイで、灯台もありえないほど格好良かった。写真をとりまくった。
灯台の周りにはおサルの家族がたむろっておりしきりにはしゃいでいる。
朝焼けの日本海はこれから嵐がくるなんてとても思えないほど静かで、風波ひとつたっておらず、淡いピンク色のクリームのようにフワフワとゆらいでいた。
しかしこれはこれから起こる惨劇のプロローグでしかなかったのである!!

  続く・・(メイビー)